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市からのお知らせ|子育て関連コラム

育休復職までにやっておきたいこと

2014年11月26日

 来春、育児休業が終わり職場復帰する方、または再就職をする方もいるでしょう。保育園が決まったから安心と思っていませんか?今回は復職する前にやっておきたいことをまとめてみました。

 

●やるべきこと、やりたいことをリストアップ

 

(1)子どものこと

 予防接種を受けたり、急病のときにあわてないためにもかかりつけ医をつくっておくと、安心です。

 休日や、病気で登園できないときなど緊急の場合の預け先は確保してありますか?ファミリー・サポート・センター子育て緊急サポート事業ベビーシッター休日保育病児保育など、いずれも急に利用するのは難しいので、仕事を始める前に登録を。

 

 それとは別に、子どもとの関係づくりも大切に。親がそわそわしていると子どもの気持ちもざわつきます。子どもに話しかけられたら、忙しくてもなるべく「あとで」と言わず、まずは抱っこして話を聞くようにするなど、いつもより丁寧に向き合ってみませんか?子どもは、自分が大切にされて安心していられる場所があると思えると、保育園等の新しい環境に慣れる時間が少なくて済むようです。

 

(2)パートナーのこと

 これからどんな生活をしたいのか、この機会に話し合いましょう。

 妻が家にいて家事をする期間が長いと「専業主婦がいる楽な暮らし」に慣れてしまう夫がいます。中には「保育園に預けるのは子どもがかわいそう、仕事辞めたら?」という夫も。ここで今一度生活設計を見直し、家族で共通認識を持ちましょう。

 こんな例も。

 夫が妻の復職を引き留めるので、妻はファイナンシャルプランナーに家計診断(共働きを続ける生活と、子どもが小学生になるまで妻が退職して専業で育児をし、その後再就職する場合の試算)をしてもらったそうです。その差額に驚いた夫、「ぜひ一緒に働こう」と協力を申し出たとのことです。

 

(3)地域のこと

 いざというときに頼りになるのは近所の人。親が急にお迎えに間に合わなくなったとき、近所の人に迎えに行ってもらい、その方の家で待たせてもらったという話も聞きます。

 また、外で働くとうとくなりがちな地域の情報を教えてくれるのは、やはりそこに住んでいる近所の友だち。

 ご近所さんや友だちとの関係をつくったり、いまあるつながりを大切にしておきましょう。

 

(4)家事のこと

 食洗機やロボット掃除機などの家電、家事代行サービス、宅配サービスなどは、時間をお金で買う必要経費だと考え、できる範囲で利用してみてはどうでしょう。

 家族の家事分担は、パートナーと一緒に書き出して見える形にしておくとよいです。

 

(5)職場のこと

 復職後の勤務時間や職務についての希望は、上司に早めに相談しましょう。また職場に子育て中の方がいれば、経験談を聞いておくと参考になり、今後の相談相手として頼りになる存在に。

 そしておすすめは同僚とランチや飲みに行ったりすること。育休中の仕事を助け、カバーしてくれたのは同僚。その感謝を伝え、育休中に少し離れた関係を近づけるつもりで、復職前に会っておきましょう。職場の外で会うことで、アンオフィシャルな情報も得やすくなります。

 

●シミュレーションしてみる

 保育園が決まったら、復職後のタイムスケジュールに合わせて実際に動いてみましょう。

 出勤時間から逆算して朝起きる時間を決め、家事、子どもの世話、朝食、自分の支度をする。保育園に送る人が、実際に子どもと一緒に園まで行ってみる。お迎え担当の人が予定の時間に保育園に行って、子どもと帰る。帰宅してから子どもの世話、家事、食事、入浴、寝かしつけまでを、パートナーとの家事分担のもと、実際にやってみるのです。

 何回かやってみると、雨の日の送迎対策が必要と気づくなど、時間が足りないところや助けがほしいところが見えてくるので改善策を講じられます。

 

●復職後

 気が早いようですが、復職後のことも少し。

 平日子どもと離れている分、週末はレジャーに出かけて子どもを楽しませたいという気持ちになりますが、それは少し待って。慣れない生活で子どもは疲れています。週明けに体調を崩して保育園をお休み、という話も良く聞きます。家族の生活が軌道に乗るまで、仕事のない日はゆっくり過ごしましょう。近所の公園までの散歩でも、その道のりを子どもは十分楽しんでいます。

 

●がんばりすぎない

 ここまでいろいろ挙げてきたことと矛盾するようですが、決めすぎない、ルールを守りすぎない、と心がけることも大切です。家事分担も子どもとの過ごし方も、予定通りにはいきません。やってみて不都合や無理が生じたら、柔軟に見直しましょう。

 苦しいときには「家族が笑顔でいられる」ことを最優先にし、その他は理想通りにできなくてもしょうがないと思うこと、それが長続きのコツです。

 

(子育て支援総合コーディネーター)