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明けない夜はない―夜泣き
昼も夜もない新生児期の授乳生活が終わり、ようやく昼夜の区別がついてきたかなと安心する頃、またもや次の試練がくることがあります。
夜、急に泣いて泣きやまない―オムツもきれい、部屋の温度や着衣・寝具も大丈夫、寝る前までは機嫌がよかったのに。もしかしたらどこか痛い?具合が悪い?睡眠不足にならないかな?―心配と睡眠不足からくるイライラで気持ちはいっぱいいっぱいになります。泣いている原因が思い当たらないのであれば、それは夜泣きかもしれません。
夜泣きを経験している人は結構いて、「昼間の運動が足りないのでは?」と外遊びを多くしてみたり、「昼の活動が活発すぎるから興奮して夜起きてしまう」と聞けば部屋で静かに過ごしたりと、みなさんいろいろ試しています。
授乳や抱っこで落ち着く子もいるし、明かりをつけたり音楽を聞かせたり、抱いて外に出る、または窓を開けて外気に当てるなどして泣いている赤ちゃんをハッと我に返らせると泣き止んでくれる場合も。そのあといつものように寝かし付けるとすんなり寝てくれることもあるのです。お子さんによって有効な策が違うので、お子さんに合った方法を見つけるまでは試行錯誤の連続ですね。
それでも泣き止まない場合や一晩に何回も泣くことがあるのが夜泣きの手ごわいところ。
しかし夜泣きは脳の発達と関係するという考えもあり、赤ちゃんが成長した証ともいえるのです。そして夜泣きはいつか必ず終わるもの。泣きたいのは親の方ですが、一時期のことと割り切ってみませんか。
親が交代で面倒を見たり、昼寝をする赤ちゃんと一緒に横になったり、優先度の低い家事は後回しにして、とにかく親の睡眠時間を確保しましょう。育児仲間や家族に話を聞いてもらったり、対策のヒントをもらうことも良いですね。子育て支援センターやのびのびルームなど、子育て支援施設でも話や相談ができます。
親がゆったりした気持ちで夜を迎えられるようにすることが、赤ちゃんの精神的な安定につながり夜泣き卒業の近道になるという説もあるようです。
明けない夜はありません。みんなの力を借りてこの時期を乗り越えましょう。その先にあなたと赤ちゃんの笑顔がありますよ。
(子育て支援総合コーディネーター)