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風邪のシーズンの過ごし方
暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続き風邪ひきに注意が必要ですね。幼いお子さんをかかえていると、保護者の方も普段から色々気をつけて行動されていることと思います。
予防策として常に言われていることは、「手洗いうがい」。ただ、そのようにして気をつけていても、風邪にかかってしまうことがあるようです。もしかしたら少し工夫することでさらに予防効果があるのではと、少し調べてみました。
まずは「手洗い」について、ある保育園で実際に行っていた方法ですが、手洗いの仕方の絵を洗面所に張って、それを見て楽しみながら石鹸で泡立て手を洗い、流水でしっかり流すそうです。
参考までに、さいたま市健康科学研究センター作成の手洗いのポイントの写真がありましたので、紹介します。童謡の「ぞうさん」の歌を2 番まで歌うのが目安だそうです。以外と長いものですね。親子でいっしょに歌いながら手洗いをしてみると、手を洗うことが楽しくなるかも知れません。
「うがい」については、上手にできるお子さんは問題ありませんが、まだできないお子さんはどうしたら良いでしょうか。1つの方法としては、保育園では、まずお茶や白湯を飲ませているそうです。そして成長に合わせ「がらがらぺー」と声に出して言うことからはじめ、段々に少量の水を口に含ませ練習すると良いとのことでした。
その他、栄養面に気をつけ、特に体を温める野菜(根菜やネギ類、生姜など)を摂ったり、早寝をして体力が落ちないよう心がけることも大切ですね。
頑張って風邪をひかないよう努力をしていても、残念ながら体調を崩してしまうこともあります。そうなってしまったら、ゆっくり休んでよく治すことが肝心。子どもは体力がないので重症化する場合も否めません。医療機関に相談されることをお勧めします。かかりつけ医がない場合や医療機関にかかった方が良いか迷った時などは、電話で保健センターの保健師に相談することもできます。
また、夜間や休日に具合が悪くなったときなどは休日・夜間救急診療で受診できます。看護師からアドバイスを受けられるさいたま市子ども急患電話相談などもあります。慌てないように必要な情報をしっかり把握しておきましょう。
仕事でどうしても休めない時などには、病児保育施設や子育て緊急サポート事業を利用することもできますが、事前に条件を確認したり登録手続きなどを済ませておく必要がある制度もありますので、時間のあるときに確認しておくといざというとき安心ですね。
お子さんが体調を崩すと保護者の方が看病で疲れきってしまうこともありますよね。横になれる時は、休んで体力を温存しておくことも、大切です。
ようやく熱が下がってもしばらくは静かに過ごすことを医療機関ですすめられることがあると思います。体の回復具合によりますが、お子さんが暇をもてあまし気味になってきた時などは、ちぎり絵を作って静かに遊んでみるのはいかがでしょう。折り紙や広告のチラシなどを手でちぎり、紙に好きな絵を書いて、ちぎった紙で貼っていきます。時間をかけて楽しめますので、ゆっくりと体の調子をみながら創作してくださいね。
しっかり治って元気な笑顔が戻ってくるまで、頑張っている親御さんを応援しています。
*国立感染症情報センターのHPでは感染症の流行状況が確認できますので、参考にしてください。
(子育て支援総合コーディネーター)