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(1)「あるパパの気づき」~4ヶ月間の育児休業を終えて~
(1)「あるパパの気づき」~4ヶ月間の育児休業を終えて~(パパスクール卒業生の手記)
今年の初めに育児休業を取りました。まだまだ日本では希な男性の育休取得です。男性の育児休業が当たり前な世の中はいつ来るのか。せっかく制度があっても使われなければ意味がない。せめて取れる人から順番に取っていかないと、そしてその成果を広めていかないと社会は変わらない。そんな思いから、私の経験を紹介させていただくものです。
■育児休業の取得(期間)
子どもが2人いて、下の子が産まれたのを機に、平成24年1月4日から4月30日までの4ヶ月間育休を取りました。妻が出産後1年間休んで、1月から職場に復帰したのと入れ替わりですので、下の子は11ヶ月の後半になっていました。ちなみに上の子は5歳で保育園の年中さんでした。
下の子の保育園が4月から始まって1ヶ月間の慣らし保育を完了するまでが、私の貴重な育児休業の時間でした。
■育児休業の取得(背景)
上の子の出産の際、仕事のポストの関係もあり、育休取得に関心はありましたが実際には取得に向けて動きませんでした。むしろ終電帰りが続き、たまに早く帰宅しても子どもには泣かれ、平日の育児は完全に妻に任せきりでした。
そんなポストからも離れ、ある程度ワークライフバランスについて自由の利く職場環境に戻ったということもあり、「自分が育休をとったらどんな生活になるんだろう?」という好奇心半分。あとは今後も続く共働き生活において、「妻とうまく子育てをやっていくための糧として必要な経験だ」という漠然とした責務の様なものが半分あったと思います。
■育児休業の取得(準備)
育休への突入において「職場での準備」と「地域での準備」を進めました。
職場については、下の子が産まれた直後から根回しを開始。1年後に妻と入れ替わりで育休を取りたいという意思を上司に伝えました。
育休明けの職場復帰への不安はあまり無く、むしろいろいろ心配してやっぱり育休を諦めた、という結果だけは避けたかった。自分が職場から抜けることで他の人に仕事を肩代わってもらうわけなので、誰かに迷惑をかけることは事実です。しかしそこは、将来同僚なり部下が育休に入った時に、自ら仕事を肩代わってお返しする、それしかないと考えました。
地域での準備も事前に進めました。32歳の男が、職場から社会に放り出されたらいったいどうなるのか。肩書きを失った一人の私が地域で生活していけるのか。これは不安でした。
特段近所にお友達がいるわけでもなく、ママにはママ友がいていいな、とずっと思ってました。
ちょうどそんな折、「さいたまパパスクール」というものが開催されると市報に載っていました。10月~1月の間に全6回の講座でパパの事、ママの事、子どもの事そして地域の事を学ぶスクールです。迷わず申し込みました。
案の定、そこでは20数名の育児に積極的なパパとネットワークを築くことができました。今まで職場と家の往復だった生活に、パパ友との交流という新しい軸ができました。
新たに出来たパパとのネットワークで活動すると、面白いことに今までそれほど愛着のなかったさいたま市という地域についても、これから子育てをしていく舞台なんだよなと、親近感がわいてきました。
続く...次回「(2)育児休業中の生活(心構え)」
(さいたまパパスクール卒業生、「さいパパ」メンバー)