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(3)「あるパパの気づき」~4ヶ月間の育児休業を終えて~
3.「あるパパの気づき」~4ヶ月間の育児休業を終えて~(パパスクール卒業生の手記)
~(2)育児休業中の生活(心構え) の続き
■育児休業中の生活(リズム)
育休中、自分の生活もそうですが、子どもの生活リズムを整えるよう注意してました。11ヶ月だった下の子は朝食後に眠くなって朝寝をしてました。その間に皿を洗って洗濯機を回す。1時間程で目を覚ましたら、のびのびルームか子育て支援センターに遊びに行き、帰ったら昼ご飯。それから2時間程お昼寝。その間に洗濯を干して部屋を掃除。16時くらいから晩ご飯の献立を考え始めて、保育園へ上の子のお迎えに行き、買い物をして帰宅。夕飯ができる18時頃に妻が帰宅。妻が帰宅したら私はビールを1本。18時の妻の帰宅が毎日待ち遠しかったなあ。
子どもとの生活リズムに慣れてくると、「ああして、こうして」といろいろ計画も立てやすくなってきます。おんぶ紐で寝かしつけもできる、という自信もついてきました。
子どもの生活リズムを崩さないように出来るだけ毎日同じように生活していました。しかし、だんだん昼寝の時間が短くなったり、終いには午前寝をしなくなったり成長とともにリズムが変化していきました。私にとってこの成長に伴うリズムの変化が予想外で、反省点のひとつですが、いつしか自分の生活リズムを子どもに押しつけようとしてしまっていました。つまり、自分があれをしたいから、寝るはずの時間にしっかり寝てくれ~、と無理矢理寝かそうとして、でもなかなか寝ないのでイライラしたりして。
子どものリズムに合わせた生活はなにかと時間がかかります。親であるこちらの心に余裕が無いと何かにつけてイラついてしまいますよね。育児休業には心の余裕を与えてくれる大きな効果がありました。「せめて育児休業を取っている今は、大人のリズムじゃなくて、この子のリズムに合わせた生活をしてあげないといけないよな」と、ある時気が付いて、それからはあんまりイライラしなくなりました。
■育児休業中の生活(子育て支援機関)
私が育休に突入する前に、妻に「育児休業中何して過ごしてた?」と聞くと「のびのび」とか「センター」という専門用語が返ってきました。恐らく多くのパパも行ったことがないんじゃないでしょうか。大きな部屋におもちゃや絵本が置いてあって、2歳までの小さい子を自由に遊ばせることができ、またママどうしの交流の場でもあり、保育士さんもいて育児の相談ができたりするところです。
子どもどうしはまだ一緒に遊ぶという段階ではないので、おもちゃを取り合ったりしますが、そんな子どもどうしの接近が親どうしの交流のきっかけになったりします。
さいたま市のつくっているマップを見ると、結構この手の支援機関がいっぱいあります。我が家からは歩いて15分くらいのところに3軒、歩いて30分くらいのところにもう3軒。はじめの頃はいろいろ行ってみようと、のびのびルームA、のびのびルームB、子育て支援センターC、D児童センターと、とにかくいろいろ経験しました。しかし育休に入って2ヶ月くらい経ったある時これでは子どもも落ち着かないなと。ママ友もあんまりできないなと。あと今後保育園や公園デビューしたときに、より近所の人と顔見知りの方がいいよなと気付いてからは一番近所の、のびのびルームBに絞って通うようになりました。のびのびルームBに通うようになってからは、公園で「あ、のびのびでお会いした、、」という顔見知りが増えました。
「子育て支援センター」や「のびのびルーム」に行くときには、子どもがおもちゃをベロンベロンに舐めるので、いつも手拭いを一枚持参してました。それから一番気をつけていたところは実は靴下です。この手の支援機関は靴を脱ぎますからね、そのときに靴下がメッシュ状態だったら・・・そしてそれを他のママに気付かれたとしたら、とてもかっこ悪いですからね。
毎日どこかしらの支援機関に行き、そこにいる保育士さんや他のママと話したりすることは、一日のリズムの中で必要な時間でした。育児の参考にもなりましたし、私にとってのストレス発散にもなりました。女性同士のポンポン変わる話題についていくのは大変ですが、だんだんママとトークするスキルも向上していったと思われます。
■育児休業中の生活(Facebook)
育児休業の貴重な生活体験を何らかの形で残すというか、情報発信しようかなとFacebookを本格的に始めました。さいたまパパ・スクールの卒業生ともスクール終了後にFacebookでも繋がり続けて地域にパパ友がいる、ということが心の支えになりました。
育休初期のとある日に、Facebook上で仕入れた情報から東京ビッグサイトで開催された「ワークライフバランスシンポジウム」に参加しました。1歳になったばかりの子をベビーカーに乗っけてお台場まで電車を乗り継いで行ってきました。電車の中で寝てくれればいいんですが、泣いたりすると結構大変で・・・、2人で電車を使って出かけたのはその時が初めてでしたが、その小旅行の成功自体もその後の自信につながりました。シンポジウムには10名程の育児休業中のパパ達がいて、輪になって子供と一緒にお弁当を食べていて、私はそこに割って入りました。彼らとはFacebook上でもすぐに「友達」になり、お互いに「いいね」と励ましあうようになりました。
こうしてさいたまから東京や神奈川にパパ友のネットワークがどんどん広がっていきました。イベントの情報もどんどん入ってきますので、何度か東京まで足を伸ばしました。今までFacebook上でしかお話したことの無かった育休パパとイベントで実際に会ったりするドキドキも楽しいものでした。
そして気がつけばドップリFacebookにはまってました。子どもが寝たら、家事の隙間でパソコンに向かう日々、、育休を取りたいけど簡単には取れないというパパ友もたくさんいましたので、そんな人達に、主夫生活がどんなものか少しでもお伝えできたかなと思います。
続く...次回「(4)育児休業中の生活(パパ料理)」
(さいたまパパスクール卒業生、「さいパパ」メンバー)