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夏休み 子どもを「預ける」、「預かる」~ファミリー・サポート・センターってどんなところ?~
夏休みを前に、子育て応援ダイヤルにはお子さんの預け先の問い合わせが増えています。
普段、保育園や放課後児童クラブに通っているお子さんは夏休みでもほとんど問題なく預けられると思いますが、子どもが幼稚園や小学校に行っている間に働いている親御さんのネックになるのが夏休み等の長期の休みではないでしょうか?
そんな時さいたま市では、さいたまファミリー・サポート・センター(以下ファミサポという)という事業を行っており利用することができます。
「育児の援助を受けたい方(依頼会員)と育児の援助を行いたい方(提供会員)」からなる会員組織で、まずは入会説明会に参加し(要予約)、活動主旨を理解した上で会員登録、アドバイザーが条件に合う方を探して調整し、打ち合わせ後、双方の合意のもとはじめてお子さんを預けるという段取りになっています。
施設での預かりとは違い、提供会員さんは自宅でお預かりするため長時間預かれる方は多くありません。そこで短時間の利用で済むようにスケジュールを考えてみてはいかがでしょうか。例えば、夏休み中は子どもだけで参加できる色々なイベントなどに参加させ、援助の必要な部分をファミサポの提供会員さんにお願いするという方法をとっている方もいらっしゃいます。子どもはイベントで様々な体験ができますし、ファミサポで預ける料金も少なくて済むとても賢い利用方法ですね。提供会員さんとの交流から、子育ての先輩の知恵も授かったりできることもあります。
イベントなどについては市報さいたま7月号や児童センターのお便りを参考にしてみてください。
そしてこのファミサポでは、提供会員と依頼会員を兼ねた両方会員になることもできます。両方会員になった方は、よそのお子さんを預かる時もあれば、自分の子を他の会員さんに預けることもできます。親子でいると煮詰まってしまい、つい叱ることも多い夏休みですが、「息子はファミサポの○○ちゃんが家に来ることをとても楽しみにしていて、子ども同士遊んだり勉強したりしているので、夏休み中の親のストレスも減ります」との両方会員さんの声は良く耳にします。親の気分も変わりいつもより優しくできたり、子どもたちにとっても普段とは違う環境の中で楽しい時間を過ごすことができ、色々な価値観にも触れるチャンスを得ることにもなりますよね。
夏休み明けには、少し働き始めようかと思っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、まずはファミサポに登録をし、お子さんを預かることから初めてみませんか?自分の子を預ける前に預かってみると、よそのお子さんを預かった体験から細かいことにも気がつき、預ける準備も整いやすく不安も軽減するかもしれません。
ボランティアによる会員組織ですので、都合のいいときに預かる、または預ける相手方が必ず見つかるとは限りませんが、調整がうまく行った場合は、子育ての心強い味方としてサポートをする、受けることができることと思います。
地域で人の手をかりるということはちょっと、ハードルが高いように思われるかもしれませんが、実は子どもを預かったり預けたりすることで、「子どもを大切に育てる」という共通の目的を持つことになり、子どもの成長を喜びあえる信頼関係のある仲間を得ることにもなるのです。
そうした大人の関係性を感じ取り育つ子どもは、豊かな感性が育つことになると思いませんか。
(子育て支援総合コーディネーター)