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市からのお知らせ|子育て関連コラム

ママ友・パパ友がほしい

2013年8月27日

 子育て応援ダイヤルにはときどき「子どもと遊びに行ける場所はどこですか?」というお問合せがあります。お話をうかがううちに、お子さんの友だちを求めているだけでなく、親も友だちがほしいという気持ちが伝わってきます。一緒に遊び、情報交換や相談をし合うことができる子育て仲間と、みなさんはどこで知り合っているのでしょうか。

 

○こんな場所で出会えます

・ 単独型育て支援センター保育所併設型子育て支援センター

・ のびのびルーム
・ 児童センター
・ 公民館の子育てサロン地域で行われている子育てサロン
・ 子育てサークル(あそび場ガイドブックさいたま子育てWEBイベント情報
・ 保健センターの事業(育児学級離乳食教室など)
・ 公民館やコミュニティセンターなどの講座(市報、公民館報など)

 

 このように、限られたスペースで、スタッフがいる場所の方が親しくなりやすいようです。同じぐらいの年齢の子どもが集まる場所に行ってみましょう。利用する前に、同年齢の子が多く集まる時間帯や曜日を問合せてみてもよいですね。施設で実施しているプログラム(ウェルカムさいたま、年齢別の集まり、保健センターの事業など)に参加するのも話しやすいでしょう。
 子育て支援センターや児童センターは、週末はパパと子で遊びにきていることもあります。他にも同じような父子がいると思うと、ちょっと行きやすいですね。
 また、意外なところでは公民館等で行われている講座に参加するのも、友だちを見つける近道です。親子で一緒に受講するものでも託児付きの親向け講座でも、同じ趣味や目的を持っている人同士で共通の話題もあるので、話も深まります。
 父親向けの講座もあります。例えば「さいたまパパ・スクール」。子育てについて父親同士で語り合い、子育てを楽しむために必要な技や知識を学びますが、これまでの卒業生たちが立ち上げた団体「さいパパ」が主催となり、市と協働で実施しています。

 

○あせらず、だんだんに

 「子どもと2人だけで行っても、大丈夫ですか?」これもよく聞かれることです。友だち同士グループで来ている人もいますが、さいたま市は転入してきた人も多く、親子だけで来ている人も案外多いもの。顔見知りをつくるコツをお伝えしましょう。

 

・ まずはスタッフと顔見知りになる(お友だちがほしいと伝えておくと、同年齢の近くの親子を紹介してくれることもあります)
・ おもちゃのやりとりできっかけづくりができる(親が「貸してあげようね」と言い添えることで話が始まります)
・ 子どもを通して自己紹介(なまえ、年齢、好きなおもちゃ・遊びなど、話題が尽きません)
・ 地域情報を聞いてみる(育児用品を買える店、子ども連れで行ける飲食店など情報交換しましょう)

 大人同士の1対1では話しかけにくくても、間に子どもがいるだけで自然に話ができます。何度か足を運んで顔見知りになると話しやすくなるので、しばらく同じ場所・同じ時間帯で行ってみるといいですよ。

 

○ほどほどの距離で

 仲良くなると、打ち解けあって家庭のことや悩みを話せるようになるでしょうが、あまり踏み込みすぎないで、ほどよい距離を保つぐらいが良いようです。子どもを介しても、お付き合いのマナーは同じですね。
 また、いつでも相手に合わせようとすると疲れることも。ときには断ることがあっても仕方ありません。逆に断られたからといっても都合が悪かっただけのことと、お互いに気にするのはやめましょう。無理をしないことが、長続きさせるこつだと思います。

 

○「ココしかない」と思わないで

 それでもなかなか気の合う人が見つからなかったり、気まずい思いをしたりすることもあるでしょう。しかし、関係性は変わっていくものですし、あなたの居場所はそこだけではないのです。他の場所にも行ってみませんか。

 

○今度はあなたが声をかける番

 ママ友・パパ友ができると、子育ての喜びや苦労を分かち合い、助け合えるようになるでしょう。その中から子どもを超えた関係が生まれることも珍しくありません。
 さて、あなたにそうした友だちができたら、今度はあなたがお手伝いをする番です。遊びに行った先で初めて見かける親子がいたら、あなたの方から話しかけてみませんか?

 

(子育て支援総合コーディネーター)