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幼稚園ママも働ける?
秋になると、幼稚園の入園申込みがはじまります。入園という言葉を耳にすると「子どもと離れる時間ができたら働きたい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
平成28年版 少子化社会対策白書P25「第1-1-21図妻の就労意向について」によると、子どもを持つ妻の86%が今後何らかの形で働きたいと思っているようです。
近頃は幼稚園ママも仕事をする人が増えているようですが、「幼稚園に預けて働けるの?」と思う方もいらっしゃると思います。今回は、幼稚園入園後に働くことを想定して、色々な制度やサービスなどをお伝えしたいと思います。
■送迎時間に間に合わないときは預かり保育を利用しましょう。
まず、「働くとなるとお迎え時間に間に合うのかしら?」という心配があるかもしれません。幼稚園の登園、降園時刻は園によって違いますが、朝は8時台に登園し、降園は午後2時台のところが多いようです。バス通園を利用できる場合は、お迎え時間に少し余裕ができることもあります。
保育時間内に働く方が多いようですが、仕事の都合でお迎えに間に合わない場合もあるかもしれません。そんな時は幼稚園の「預かり保育」を利用しましょう。
最近は、降園後や登園前に預かり保育をしている幼稚園が増えてきています。
当サイト預かり保育の「子育て応援ブック幼稚園一覧」を参照してください。
夏休みなどの長期休暇中も預かり保育をしている園もあります。ただ長期休暇中の預かり保育は園によって対応できる日が様々なので、詳細日時を各園に確認してみてください。
またナーサリールームというさいたま市の認定保育施設や認可保育所の一時保育実施園でも一時的に預かってもらえるか聞いてみましょう。
■たまの残業時には、さいたまファミリー・サポート・センターを。
それでも、たまに残業などで預かり保育時間内にお迎えに行けなくなる時もあるかもしれません。そんな時はさいたまファミリー・サポート・センターを利用しましょう。提供会員さんという子育てを援助してくださる方に幼稚園まで迎えに行っていただき、その方のお宅で親が迎えにいくまで預かってもらえます。詳しくはさいたまファミリー・サポート・センターHP で確認を。(要事前登録)
■子どもが病気の時は、子育て緊急サポート事業も選択肢の一つに。
幼い子どもは、体調を崩すことが度々ありますよね。そんな時は仕事を休んで看てあげられるよう、普段から仕事に真面目に取り組み、人間関係を良くしておくことは大事なことです。
そうはいっても、あまり頻繁になると休みづらくなるかもしれません。お子さんの様子があまりひどくないようでしたら、病児や病後児の預かりもある子育て緊急サポート事業を利用することも選択肢の一つに入れておきましょう。サポート会員さんが自宅に来てくれる場合もあります。
(原則事前登録)
■無理せず、ママ友の手を借り、夫と対話を
幼稚園は教育施設なので、参観日もあると思います。子どもの早帰りの日、園行事や役員の仕事があるかもしれません。
なので、あまり頑張りすぎて自分が体調を崩したり、気持ちに余裕がなくなり家族にあたったりしないように気を付けたいですね。肝心なのは無理をし過ぎないことです。
自分自身の経験からですが、幼い子の子育て期は自分ができると思う8割程のスケジュールを組む位で良いのではと思います。余力を残しておくことも大事です。
また、たまには人の手を借りてもいいと思います。同じ子育て仲間同士、困った時は助け合えるといいですね。お願いするばかりでなく、都合のつく時は子どもの友達を家に招いて遊ばせたり、ママ友の具合が悪い時にそのお子さんを預かったり、差し入れをしてあげたりと普段からできることをしておくと、お互い様の気持ちが生まれ、良い関係になれるのではないでしょうか。
そしてもちろんパートナーである夫との対話は必須ですよね。家庭内での具体的な役割分担はもとより、ちょっとした課題も早い段階で解決しておくことがコツです。お互いの状況に耳を傾け、理解し合えていることが良好な家庭環境に繋がると思います。
■就労の不安あれこれはワークステーションさいたまへ
色々心配は尽きないかもしれませんが、子どもはどんどん成長して逞しくなっていく存在でもあります。
さいたま市では子育て中の方の就労相談や情報提供窓口としてワークステーションさいたまも設置しています。子どもの成長を楽しみながらご家庭にあった働き方ができたらいいですね。
(子育て支援総合コーディネーター)