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さいたま子育て情報局
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あつ〜い夏!水かけあって絆もうまれる?!「水かけまつり&ワールドフェスタ」
投稿日: 2012年08月28日 21:07
さいたまのあつい、あつい夏が今年もやってきました。夏といえば、そう、お祭り!しかし、小さな子どもがいるとついつい足が遠のいてしまいがちですよね。そんな中、大人も子どももまるごと楽しんで涼しくもなれるという「さいたま新都心 水かけまつり&ワールドフェスタ」の噂を聞きつけ、情報局で取材に行ってきました!
◇ 水かけタイムは、エキサイティング!
取材に行った8月10日は金曜でしたが、会場に着くころには、既に平日とは思えないほどの人出でにぎわっていました。水かけを行う広場には深めのビニールプールに水がなみなみと準備され、場外では、水着に水中メガネ、手には水鉄砲、と完全防備でワクワクしながら水かけタイムを待つ人々。
そしていよいよ、情報局員も水かけに参加!!開始の合図とともに、たくさんの人が水かけエリアになだれ込みます。そして、あちこちで水鉄砲やホースの水しぶきや、歓声が!エリア内に入ると、ものの数分でびしょびしょ。情報局員の子どもたちも、飛んできた水鉄砲の水を顔に浴び、大泣き!でもそのうち、顔に水がかからないように工夫して奥へ奥へと進んでいくたくましい子もあらわれました。
◇ 世界の文化を知るきっかけに
水かけエリアの周囲にある屋台には、世界のいろいろな国々の料理がズラリ。料理だけでなく、物産の屋台や、民族衣装などの体験コーナーも並びます。特設ステージでは、民族舞踊などのステージが順次開催されていました。このお祭を、「世界の文化を知っていただくきっかけに」と主催者の中村さん。子どもたちが水かけを楽しむ中、大人たちも、世界の文化に触れて楽しむことができます。
毎年夏に開催されている「水かけまつり&ワールドフェスタ」は、今年で11回目の開催。水かけまつりは、もともと東南アジアの国々で行われている「ソンクラーン」という新年のお祭りをアレンジしたものなんだそうです。
新都心は2000年に街開きした新しい街ということもあり、地域の皆さんに楽しんでもらえて、誰でも気軽に参加できるような夏の名物を・・・と、水かけまつりが始まりました。当初2万人あまりだった参加者は、ここ数年で6万人あまりにもなっています。
◇ 子連れで楽しむために
水かけまつりは、幼児・小学生の参加者がとても多いとのこと。小さいお子さんが飽きないように、けやきひろばの下の1Fには縁日風のキッズスペースがあり、そちらでも遊べるようになっていました。それに、水かけ会場とは別の場所に3歳以下専用のビニールプールが設置してあるなど、各所で子ども連れに優しい配慮がなされていました。
お祭り会場は公道から完全に分断されているので、車の危険がありません。それに、水かけイベントの間は警備員が巡回し、プライバシー侵害の恐れのある写真撮影などへの配慮を行っています。安全確保のため、主催者側ではいろいろな努力をされているようでしたが、それでも毎年多いのは、“迷子”!「どうか親御さんは、お子さんから目を離さないようにしてください」とのこと。楽しいはずのお祭りが悲しい思い出にならないように、「大人が着替えている間には大人同士で子どもを見守りあう」「参加の際は無理せず十分な休憩と水分補給を心がける」など、参加する側も、楽しむための配慮をしてお祭りに望むことが大切だと感じました。
◇ 水をかけあうことで絆もうまれる
「水遊び」は、プールでも川でも池でも水があるところならどこでも出来ると思いますが、「水かけまつり」の魅力は、知らない人と水をかけ合い、かけた方もかけられた方も互いに笑いあいながら過ごせる事だと思います。単なる「水遊び」の枠を超えて、人と繋がる事・関わる事の楽しさを子どもたちが感じ取れたら良いな、と思いました。
世界の文化にも少し触れられて、日常とちょっと違った体験ができた真夏の一日でした。
「さいたま新都心けやきひろば 水かけまつり&ワールドフェスタ」
http://www.saitama-arena.co.jp/mizukake12/
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1150698301077/index.html
(文・写真加工・写真撮影:おはな 写真撮影:こゆき・くまっち)

夏、満喫☆
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