
さいたま子育て情報局
コメント:0件、閲覧数:454回
防災グッズを使ったおうちキャンプ
投稿日: 2020年06月23日 18:35
初めまして。
子育て情報局員の笑美です。
今回は、お外遊びを控えていたステイホーム期間中に行った、「防災グッズを使ったおうちキャンプ」をご紹介したいと思います。
例年なら、ぽかぽか陽気に誘われ、ピクニックを楽しんでいた時期。今年は、長引く自粛生活に、元気な5歳児とのおうち時間が少しマンネリ化していました。
重めの食物アレルギーを持つ娘がいる我が家は、進級時や気候が変わる季節に定期的に非常食の見直しをしているのですが、今年は、幼稚園も休園。そこで思いついたのが「防災グッズを使ったおうちキャンプ」です。
「おうちキャンプ」とは、その名の通り、お家の庭やベランダ、リビングなどにアウトドア用品を出し、お家で簡単に非日常的な気分を味わうことができる、お手軽キャンプです。
このような時期なので、特別に準備したものはなく、お家にある防災グッズと、キャンプに欠かせない料理の食材は、備蓄食を使用しました。
良かったこと
・防災用具や持ち出しリュックの保管場所を家族全員で確認することができました。
・テントを張るために、物を置かないスペース作ったことで、お掃除がしやすくなり、テント撤去後は、運動不足解消スペースとして重宝しました。
・防災グッズは、実際使うことで、必要なものや、必要な量がより明確になり食材は、好まない味、好みの味がストック時から変わっていたので、種類や量を後日調整することができました。
・子どもの想定外の行動や思考(予想外のものを嫌がったり怖がったり)を事前に知ることができました。
・アレルギー対応食の中でも、体調や環境の変化で反応してしまう食材があったので、一目でわかるような仕分けと、パッケージに直接書くことで伝達ミスをなくす改善ができました。
結果として防災グッズを使った「おうちキャンプ」は、とてもよかったです。娘は、いつも屋外で使用しているテントがリビンングにあるという事だけで、テンションが上がっていました。さらに、おもちゃや本を持ち込み1人時間を過ごせるようになった事で、四六時中べったりだった私と離れられ、お互いリフレッシュすることができました。
備蓄食は、アルファ米は規定の時間より長めに置いた方が5歳児には食べやすかったという発見があったり、レンジで温めていたパンを、カセットコンロを使う事で、調理実習のようで楽しかったです。
何より、子どもも楽しみながら備えを共有できたことで、突発的な災害時に、少しだけ心のゆとりを持って対応できそうだなと思いました。
(文、写真:笑美)

防災グッズを使ったおうちキャンプ
コメント